好きになったアイドルが好きなコンサートをしてくれるのは幸運(「Enter 1234567」によせて)

Summer Paradise2020からはや二カ月ほどが経ちました。

そのあいだはと言うものの、YouTubeから また雑誌などの媒体から、Travis Japanのことをひとつひとつをはじめて知っていく日々でした。

個人的には、好きになってから現場に行くまでの日々というものは準備期間のようなものと捉えています。いまは準備だけが着々と進んでいっていて、そんなわくわくするような毎日もたのしいけども、早くいつかの「その日」になってほしいなあ、ということを考えてしまいます。

9月26日、27日には 配信ライブ「Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567」が開催され、しっかり3公演とも楽しませていただきました。
大好きな公演だなあとたくさん思ったので、できるだけまた思い出せるように文字で残しておきます。


コンサートそのもののことについて

ENTER公演の好きだったところ、たくさんたくさんあるのですが、いちばん好きだったのは従来のコンサートのようなコンサートをしてくれたことかもしれません。

未知のウイルスがあらわれる前と後では、エンターテイメントのありかたはまったく違っていて、もしかしたらもう「前」のエンターテイメントにできるだけ近づけることではなく、「出現後」のあたらしいエンターテイメントに作りかえていくことが必要な段階なのかもしれない、と思います。

それでも、わたしが大好きで大好きでたまらない光景はわたしが立っていた場所にしかなくて、どうしても戻りたいと願ってしまう場所も、頭のなかの「現場」の光景なんです。
だからこそ、彼らがトロッコに乗ってくれたり、客席におりてきてくれたり、ほんとうにそこにお客さんがいるみたいに手を振ってくれることがむしょうにうれしかったなあ。

(もちろん、無観客でしかできない・だからこその演出も、ものすご~く!素敵だし、実際このコンサートでも、無観客だからこその利点(セット替えや衣装替えの息つかせなさ、公演全体のテンポのよさはまさにそれだなと思います)が活かされていてすばらしかったです)

彼らが手を振ってくれていたその先に、わたしたちが「そこ」に存在できるすきまを残してくれていたような、「コンサートに来た自分」がほんとういるような気がして、その瞬間に、客席から見上げたステージのまたたき、目が眩んで胸がいっぱいになるあの一瞬を、たしかに感じられたような気がしました。

きっといちばんそこに立っていたかったのは、もともとのこのツアーのチケットを手にして、その日を待っていた方たちと思うし、そこにいてほしい、って誰よりも願っていたのは彼らなんだろう、と思います。
そうやって、わたしのあずかり知ることのできない気持ちの部分まで想像して、喉がギューと締まって泣いてしまいそうになったし、そういうのも全て輝かせることができるアイドルのコンサートが大好きだなあと思いました。

あとは、コンサートの流れがすごくすごく気持ちよかった!
ジャニーズのコンサート特有の、いや前後の曲の情緒のふり幅~!みたいなところはありつつも、ふと意識が反れて、残してきた仕事のことを考えてしまったりとか、明日のことを考えてしまったりとか、そういうことがまったくなく夢中なまま最初から最後まで楽しめました。
(わたしはジャニーズの黒めの衣装を着て炎がたくさん出るなかやるかっこいいめの曲(概念)中に、ふっと意識がどこかに反れてしまうことがわりとよくあるのですが、Travis Japanはそういう曲を持ち曲でやってくれているのもよかったです)

具体的にどこがこうだからよかった!というのがうまく言えないのですが、選曲も曲のながれも、ものすごく体に馴染む!というように感じていました。
中村さんが選曲や構成をやられているというのをMC中にちらとおっしゃっていたので、どういう風な意図で、どういう風な画を見せたくてここをこうした、みたいなことをいつか聞かせてもらいたくなりました。

Travis Japanはダンスがほんとうにじょうずなグループだけど、みんな歌がじょうず(とくに松田さん・松倉さんはものすごく魅力的なボーカリストだなーと思います)なのが超よかったです、あとはみんなシンプルにかわいい!
Travis Japanは衣装衣装した衣装を着てくれそうなグループと思っていてそこがとてもすきなのですが、金金のあたらしい衣装で登場してくれたのがその体現というかんじで大好き!と思いました。

なにより、観終わっていちばんに「いいグループだなあ~!」って叫ばせてくれるコンサートであることが、超すばらしいなと思います。

好きになったアイドルグループが好きなコンサートをしてくれるのって、全然当たり前のことはないと思うんです。なので、うれしいなあうれしいなあという気持ちで観終わることができたことが、ものすごくうれしかったです。


メンバーについて


宮近さん

分かっていたことだけど、踊っている姿がずっとかっこよくて、笑っている姿がずっとかわいらしい人だなと思います。踊りのことはくわしくないのですが、ダイナミックな振りとかではなく、ふとした動作に近いくらいのこまかな振りひとつひとつにくっと目を奪われてしまうのは、ほんとうに実力のある人なんだろうな、と感じます。

宮近さんはイメージ上の「男子校のクラスのみんなの人気者」というかんじで、しっかりMCを回してくれながらも常にふんわりちょけているというか、掴めないかんじがチャーミングだな~と思います。それでいてものすごくやさしいフォローをしてくれる人という印象が強くて、「フォローしてます」というあてつけがましいやりかたでは全くなく、そうやって流れていくのが当たりまえになるみたいな助けかたというか…。うまく説明ができないのですが、とにかくやさしい人と思うし、やさしい人に囲まれて育ってきた人なのではないかなと思う場面がたくさんあります。

ふとした言葉えらびに度々めちゃくちゃセンスを感じるので、よく聞いているラジオとかがあったら教えてほしいなと思いました。

宮近さんは、どこか俯瞰でいろんなものを見つめている印象の人で(だから、曲中に神です!みたいなことをおっしゃっていたとき、とてもしっくり来てしまいました)、その宮近さんが「そんな駆け引きは月と太陽に預けてただ僕を見つめて」と歌っていたSugerはとてもどきどきしたな。月や太陽のような存在だと思っていた人が「僕」に切り替わったあの瞬間!

ここぞ、という言葉をばしんと届けられる力はわたしの思う赤色のまんなかのアイドルの人のそれだなあ、と思います。

中村さん

金髪、めちゃくちゃ似合ってました!!!かっこよくてかわいい!

中村さんは、Travis Japanをくわしく知る前/知ったあとでいちばん印象が変わった人かもしれないです。
ものすごく乱暴なくくりで言ってしまうと最近の若者!という印象がはじめは強かったのですが、Youtubeの動画内で夢のHollywoodについてお話しされているのを聞いたとき、ガラッと印象が変わりました。はじめの印象もそのままありながら、それ以上にアイドル・Travis Japanというグループへの熱量を併せもった人と感じます。そんなの好きになっちゃうじゃん!!

ライブパフォーマンスを見ていちばんに感じたのは、この7人のなかで誰よりも気持ちで踊る人なのかな、という印象で、いっしょに見ていた友人とも(中村さんが)良すぎる!!!と沸きました!
(主語がおおきくて申し訳ないのですが、日本の女子ドルを好きになってきた人間にそういうのが刺さらないわけなくない!?という気持ちです。気持ちで踊るアイドルは最高!)

中村さんはカワウソみたいなお顔立ちでそれがすごくかわいらしいなあと思っているのですが、汗をかいてしまった髪をブルブルするのは長毛のゴールデンレトリバーみたいだったし、男 never give upで3の指をほっぺにあてるところは猫ちゃんだ!と思いました。


七五三掛さん

七五三掛さんはあたりまえのようにかわいくて、でもこのコンサートではむしろ荒々しいかっこよさのほうが印象が強かったです。アイドルとしていちばんすばらしい裏切り!
そして七五三掛さんはパフォーマンスの人だ、という印象もものすごく強いし、実際そうと思うのですが、七五三掛さんの歌がかっこいい!!とめちゃくちゃ思ったコンサートでもありました。

Travis Japanは7人とも声がそれぞれ違ってていいな、と思うのですが、男性的な強さ、いい意味でのざらつきを担っているのは七五三掛さんの低音な気がします。
かっこいい!となりながらも、いちばん頭に焼きついているのは、MCでの「(七五三掛さんご自身がつけた)振り付けを振り付け師さんにメールで褒めてもらって、うれしくて10回くらい見返した」というお話しでした。

あんなにかわいくてかっこいいのに、なんていとおしい人なんだ!と思ったし、そのうれしさをMCで話してしまえる飾らなさが周りの人たちに愛されているの所以なのだろうなあと漠然と思います。
七五三掛さんは、周りに大好きと思われているなあ!というのを見てとれるのがすごく素敵です。


川島さん

うつくしさとは説得力だなと、そう感じることが多くあるのですが、ステージに立つ・ステージで踊る川島さんを見ているときは、それをますます感じます。
立ち姿や踊る姿、伸ばした指先がハッとするくらいきれいで、こちらまで背筋が伸びるような、張りつめたうつくしさと思います。こんなにうつくしい人なのに、コンサート中だれよりもウキウキはしゃいでいる姿が何回も見受けられて、それがものすごくかわいらしい人だなあと思います。

保護者やまとめ役といった立ち位置を自ら選ばれている印象なのですが、川島さんはとてもかわいいし、守られるべきで保護されるべき人なのだから、安心してウキウキし続けていてほしいなと思いましたし、そうあれる環境にどんどんなっているのだと思いますし、Travis Japanにいいお兄ちゃん芸人がついてほしいな、もっとウキウキしていってほしいなということを、漠然と思います。

「君を見つめて見つめて 瞳に今ずっと恋してるのサイン」ROCK YOUでそう歌う川島さんの声色を思い出すと、泣き出したいような気持ちになります。たとえ観客がいなくても、目の前に伝えたいだれかがいるみたいに客席を見やる人だと思っていたけど、そんなふうに歌う人でもあるんだなと思いました。

瞳のかがやきがほんとうにきれいな人だなあと思う!


吉澤さん

Summer Paradise2020で、川島さん・吉澤さん両者のサポーターズ!のパフォーマンスを見ました。
川島さんは自分自身の思いやつたえたいことを歌にのせてパフォーマンスされている印象で、わたしはそれが大好きだったのですが、吉澤さんのサポーターズ!は、なんだかあのときの応援屋の時間にほんとうに戻ったような気持ちになったというか、日生劇場の2階席で、2階席なのに、出演者全員の熱が体に響くみたいなあのときの感覚そのままだ!というふうに感じられて、それに泣いてしまいました。

うまく説明ができないのですが、吉澤さんの質量や熱はすぐそこにあるように感じられるものでした。たとえ画面越しであっても。これは理屈じゃないし、証明もできないものだけど、わたしはそういう説明のできないなにかがアイドルにとっていちばん大事な才なのだと思っているし、そういうものを浴びたときにいちばん感動してしまいます。

吉澤さん、ずっと笑っていてほしい人です。じゃないですか?それはみんな共通の思いだと思うし、こちら側以上に吉澤さんのまわりにいる人たちがそう思っているのだと思えるし、そう思わせてくれるのが吉澤さんの強さと思います。最後のTogether Nowでふってきた花びらが吉澤さんにたくさんくっついてしまっているシーン、祝福みたいで大好きで、この人そのものみたいだ、と思います。

あと、吉澤さんの声がとてもすきなのでもっと歌っている声をききたいな~!と思いました!Sugarの吉澤さんと川島さんのユニゾンが超よかったです。


松田さん

松田さんにかんしては、いっしょに配信を見ていた友だちの言葉をそのままお借りしたいんですけど、「もう元太から目を離せないんだけど!」でした
(ちなみにこれは、ROCK THA TOWNで帽子をはずす宮近さんのうしろで小芝居めいた動きをしていた松田さんへの感想でした)

松田さん、一挙一動おもしろくてなに考えてるかわからなくて、それでいて愛くるしくて「大切」としか言えなくなってしまいました。それでいながら歌いだしたら・踊りだしたらため息が出るくらいかっこよくて、ROCK YOUで画面のむこうにいるファンを見つめるまなざしはかぎりなくやさしくて、無敵のひとだなあ、かなわないなあと思います。

ステージの上ではなんにでもなれて、どこまででも行けてしまうし、いつだってかろやかに 時にはギュと掴むみたいにだれかの心を救っていくような姿は、わたしの思う「アイドル」の体現みたいに思います。
(わたしのことを知っている人たちにはこれがどれだけものすごいことか分かってもらえると思うのですが、わたしは松田さんを見ていると眉村ちあきちゃんのライブを見て、すごいなあって圧倒されたり涙がとまらなくなる感覚をめちゃくちゃ思い出します)

朝日を見に行こうよで歌っていた、「きっと忘れないで その澄んだ心を大切にね」という歌詞をあなたにそのままおくりたい。


松倉さん

松倉さんは、あらゆるどうぶつの赤ちゃんに似ている。
お前はすべてのどうぶつの赤ちゃんを見たことがあるのか?と聞かれたら全くそんなことはないのですが、わたしの思うどうぶつの赤ちゃんの概念というんでしょうか。好みとか好みじゃないとかそういうことではなくて、本能に直撃するような「だれにでも愛される・だれもがしあわせな気持ちになってしまう」そんなお顔だなあと、いつもそんなことを思いながら笑顔になってしまいます。配信をいっしょに見た人たちともかわいすぎて笑いがとまらなくなる場面が多々ありました。

そんなかわいらしい人なのに、歌いだしたら・踊りだしたらかっこよくてたまらなくなってしまうんだから、松倉さんも無敵のひとだなあと思います。パフォーマンスひとつで、一瞬でドラマをつくってしまえるような人と思う。
これは感覚的な話なのですが、7人のなかでいちばん「ステージに選ばれた人」はだれなのか考えたら、わたしは松倉さんだ、と思います。Sugarの松倉さん、ほんとうにすばらしかった。


要所要所の感想

とくに印象的だったところなどです!


Dance With Me ~Lesson 1~

これはファンクラブ限定だったのかな?
26日公演では楽屋から、27日昼公演では横浜アリーナの入口からアリーナ内にかけて、27日夜公演では機材まわり~客席にかけてのあたりをワンカメショーのように歩きながらパフォーマンスをしてくれていて、とってもキュートだったし、横浜アリーナに来たときの景色だ!とワクワクさせてくれて、大好きな演出でした。松田さん松倉さんのコミカルな愛くるしさが爆発してて最高の気持ちになりました!
(27日昼公演は、アットジャムで入場即ストロベリーステージに向かうときの視点だ…とめちゃくちゃ思いました)

印象的だったのは、27日昼公演の横浜アリーナの入口前で踊っていたこと(超新鮮!)、側転したあと床を転げまわる松田さん(元気!)、川島さんにおんぶしてもらいにいく松田さん(元気!)、27日夜公演の客席を使った小芝居(うちわ握りしめてファンの子みたくなった松田さんが川島さんにワッてされて死んじゃうとこ、松倉さんが席なくて追いやられちゃったくだりとか、全かわいいでした)、あと宮近さんがニコーッてしてはじまったとことか、ミッキーマウスだ!になりました!さんせーい!でコンサートがはじまるのも最高だし、ひとりひとり名前が呼ばれるところは全かわいい!

Dance With Me ~Lesson 1~のことが大好きで、この曲のライブパフォーマンスが見たい気持ちがいちばん強かったのでステージ外パフォーマンスで消化されてしまったのは正直さみしさもあったのですが、でもよかったな~。曲自体のパワーというかテーマが強すぎてセットリストに入れにくいのかなというのもあるので、この曲がリード曲のツアーが見たいです。

Criminal(ジャニーズWEST)

松倉さんのことを愛の人だと思っているので、松倉さんが「だって 愛は無敵」と歌ってくれたのがすごくグッときました。

Unique Tigers

アイドルのメンバー紹介曲は最高!
メンバー紹介箇所がずっとかわいくて見ている全員でギャーギャー騒いで、そこで疲れきってしまいサビで休憩するというふしぎな現象が起きていました。
全員めちゃくちゃ走ってステージ移動をしてくれてたのが印象的でした。

「呼んでくれてありがとう!」と最後のサビにはいる前に言ってくれていた川島さんですが、27日の昼公演かな?ふらふら近よってきた松田さんから手にチューを受けて、びっくりしてイェイ!としか言えなくなってしまった川島さん、その一連のすべてがかわいくて宝もののような瞬間でした。


Entertainment(Hey! Say! JUMP)

見ている全員がJUMPさんに詳しくなかったのに知ってる曲だ!!と叫んでしまったあたり、この曲の他グループパフォーマンスされ具合と頭に残る具合がうかがえる気がします。めちゃくちゃかっこいい曲ですよね。

登場からここまで通して金色の衣装だったのですが、わたしはこの曲がはじまった瞬間バチン!と音が聞こえるような気がするくらいに一気に金色が映えて見えて、ものすごくゾクゾクしました。ステージの魔法だ。
中村さんの金色の衣装にはマントがついていてそれがほんとう~にかっこよかったのですが、この曲の冒頭、肩を落としてセンターに位置する中村さん、あの瞬間のためにマントがつけられたのでは?と思ってしまうくらいにこのシーンが好きでした。

松田さんの歌いだし、色つきで聞こえるような声色ですごく良くて、ここでさらにスイッチオンになる感覚があってグーッと心臓を掴まれるような心地でした!「そんなミッション 余裕っしょ?」って、あんまり言わなそうなことを歌う川島さんがかなりよかったです。「オペレーション」のところで髪を耳にかけるのもオペレーターさん感があって好きでした。

床を指でツーッとなぞっていく振り付けとか、シンプルだし直接的ではないのに色っぽくてとても好きでした。いいな、と思う振りの曲は七五三掛さん振り付けのときが多いです。

Bad Boy(大野智)※吉澤さんソロ・松田さん松倉さんバック

配信がはじまる前にバックはつくのかな?つかないのかな?という話を友だちとしていて、ここでついにバックついた!誰!?誰!?となっていたら松田さん松倉さんだったのでギャー!!となりました!なんて贅沢!個人的に、バックのジュニアがつかずメンバー内でバックし合うジャニーズのコンサートがとても好きなので、Travis Japanって信頼!になりました。

シルエットだけが浮かびあがるシーン、3人の踊りへの自信があらわれているようでかっこよかった。

ROCK THA TOWN(SexyZone)※宮近さんソロ・中村さん川島さん松田さん松倉さんバック

ずっと宮近さんってかっこいいー!!になってしまいましたし、ふわふわのロシアの人みたいな帽子がものすごくお似合いでした。松田さんの小芝居で一生笑っていました!


Take Over(Kis-My-Ft2)

おそらく軍服モチーフと思われる黒い衣装に着替えていたのですが、どこか聖歌隊のようにも見える衣装で、とくに宮近さんがすごくかわいいなあと思ったのでこの曲でしか見られなかったのがすこし残念でした。
Youtubeでこういうかんじに分割された少年倶楽部の映像見たことある!となりました。


It's BAD(田原俊彦)

ものすごくかっこよくて大好きな曲になったので、Apple Musicで確認してみたのですが新しいバージョンしか入っていないんですね。ジャニーズ、サブスク解禁してほしい!とあらためて思いました。あの薬莢が地面に落ちるような音、大好きです。

すこし斜め上の俯瞰でステージ全体を映すカメラ、それに見合う7人の踊りがかっこいい。きっとこうやって映してくださいと本人たちが希望したのではないかなとなんとなく思うのですが、自信と自負がひしひしとつたわるような姿勢がかっこいいなと思います。

この曲の七五三掛さんの歌声がめちゃくちゃよかったです。


男 never give up(SexyZone)※宮近さん 中村さん 松倉さん

下の名前が全員「かいと」のトリプルカイトユニット。
めちゃくちゃかわいくって大好きなピンクの衣装(キスマイさんのお下がりなのだそうです)を着てきてくれたのでうれしかった~!

この曲は正直あまりいい印象がないのですが(お察しください)、よかった~!!
途中、「国際的に活躍するグループになっていくためお題となる単語を順番に発音よく言っていく」というようなくだりがあったのですが、テニミュの日替わりネタのようなゆるさ(限られた人しかわからないようなたとえですみません!)で心地よかったです。


JAM LADY(関ジャニ∞)

全員ピンクの衣装で登場!
冒頭のお姉さんのセクシーなワ~オ!の声に合わせて各々連続でかわいくキメてくのが全かわいいでした!こういうときの宮近さんの、「あきらかにちょけてるけどそのちょけてしまうのも含めてものすごくかわいい」かんじがとても好きです。

見ている人たちと、「(わたしたちみたいな)関ジャニにくわしくない人がイメージするような関ジャニの曲!ってかんじでめちゃくちゃいい!」という話をしました。
Travis Japanは7人ともきちんと男の人としてうつくしいしかっこいいのですが、どこかマスコットキャラクター感があって、生々しい男性みをあまり感じないのでこういう曲のパフォーマンスでもキュートさポップさが際立つのがすごくいいし、強みだなあと思います!

川島さんが先頭になってサザエさんのエンディングの隊列で上のステージから下のステージに移動をしててとてもかわいかったのですが、進むスピードがゆっくりだったので前の3人(川島さん松田さん宮近さん)はちゃんとやってたけど、うしろの4人はふつうに歩いてたのもよかったです。7人連結トロッコもめちゃめちゃかわいかった!歌うのむずかしそうな曲だな~と思ったのですが7人ともじょうずだな~。


Take it! Make it!

オリジナル曲が良い曲なことって当たり前ではないように思うので、その点でTravis Japanは恵まれているなと思います。

2番からセルフィーで自分たちを映すの、めちゃめちゃかわいかった!みんなでハートをつくっていたけれどすこしぐちゃっとなっていたのがいとおしかった。どの公演かわすれてしまったのですが、松田さんがカメラに頭をぐりぐりしにいって汗がついてしまって(松田さんは気づかずに去っていきました)、吉澤さんが袖でその汗をふいてくれていたの、「良さ」爆発すぎてほんとうによかったです。

「君と Make it Wonderful 何も怖くNight」という歌詞をきくたびに、アイドルソングってやっぱりこうじゃなきゃ!という気持ちになります。「降臨 Calling」もよかった。


Lock Lock

わたしがTravis Japanに入るなら、絶対に松田さんの歌割りを歌いたい!と思うことが非常に多いのですが、「見守って Baby You, Baby You 僕らの進化を」はその代表的なパートです。


MC

中村さんがあきらかにコーラを飲んでいてえ!?と思ったら川島さんもあきらかにミルクティーを飲んでいてえー!?と思ったのですが、Travis Japanはステージドリンク自由なんでしょうか!?

朝日を見に行こうよ(SMAP)
※松田さんソロ(ウクレレ)、宮近さん(カホン) 川島さん(キーボード)

名曲!

どこかたどたどしくウクレレを弾く手もとが映るたび、がんばれ、と願うような気持ちになってしまっていたのですが、歌う松田さんはりりしく自信にみちあふれていて、このふしぎなアンバランスさが松田元太という人のいとおしさの源なんだな、と思うばかりでした。

「眠れない夜は 僕を起こしてほしい/一人きりの真夜中って とても寂しいでしょ」この詞をほんとうのように届けてくれる人ってそういないと思うし、「その澄んだ心を大切にね」とつたえたくなるような人も、そうはいないと思います。ふしぎな人だ~。

すこし歌詞がとんでしまった松田さんを見守るふたりの空気もやわらかくてすてきだな~と思いました。


夢のHollywood

川島さんのピアノソロからはじまる夢のHollywoodでした。

今回のコンサート用演出なのかな、みどり色に光るステッキを使ってのパフォーマンスだったのですが、最後にステッキをひとりひとり輪っかにかけていくようすがなんだか泣いてしまいそうになってしまった~。なんでだろう。円陣みたいに思えたからかな。


愛のかたまり(Kinki Kids)

いろんな人たちに幾度となくカバーされている楽曲ですが、2番をやってくれたのがよかったです。

「1秒で笑顔つくれる/武器がある あたしたちには」が七五三掛さんと松田さんのパートだったように記憶しているのですが、グループのなかでもとくにアイドルでいてくれる人と思えるふたりにこの歌詞を歌われることにグッときたし、「変わっていく あなたの姿/どんな形よりも愛しい」はもう、川島さん以外に歌わせちゃだめだよと思ってしまうくらい絶対に川島さんだったので、ほんとうによかったです。
そしてとどめに七五三掛さんの「あたしにはすべてが宝物」、完ぺきでした。歌割り決めた人にいいことがたくさんあってほしい!


め(Hey! Say! JUMP)※川島さんソロ、宮近さん中村さん七五三掛さん吉澤さんバック

自粛期間を過ごし、好きなアイドルの子のインスタライブを見る機会が増えたなか、インスタライブの「コメントが消せない」という機能に苦しめられた人は数多くいらっしゃるんじゃないでしょうか。わたしも例に漏れずそのひとりだったのですが、回数を重ねるたびにコメントが目に入らないようにアイドルだけが見える「位置」を覚えることで、その機能を耐えしのいできました。

なので、川島さんのソロで「インスタライブ風の画面にコメントが流れている」のが映されたときには思わずおーーーい!!!!!!と言ってしまいながらも覚えた「位置」のみを見るという技でなんとかしたのですが、サビに入って「ニコニコ動画風の画面にコメントが流れている」のターンになるとおーーーーーーーーい!!!!!!!!としか言えませんでした。ニコニコ動画はコメントを消せる機能がそもそも備わっているため、目に入れないようにする訓練は積んできていなかったのです。

川島さん、絶対に気の合わないタイプのオタクだ・・・と思いながらも、三公演中三回とも最後の川島さんの顔のかわいさにほだされて最終的には大満足してしまいました。


The Red Light(Kinki Kids)※松倉さんソロ、松田さんバック(最後は全員バック)

エレキギターをたずさえながらの松倉さんソロ。
おどろくくらいどの場面も大好きなコンサートだったのですが、ほんとうにこの場にいることができていたらいちばん心を奪われていたのはこのThe Red Lightだったんじゃないかなとなんとなく思います。

このステージの光の色のあざやかさと、うつる影のかたちがとても好きでした。
松倉さんが歌うカットのはしに松田さんの影がうつしだされた瞬間、思わず息をのんでしまった。なんてドラマティックなんだろうか。

うしろのスクリーンにうつさだされる赤色と青色のまぶしい鮮やかさが大好きだったな。
松倉さん・松田さんのメンバーカラーをそういえばあまり意識したことがなかったのですが、スクリーンがまるで燃えてるみたいだと思えた瞬間、ああふたり合わせて夕焼けの色なんだなと感じられて、そのことにぐっときてしまいました。

松田さんの「口づけちゃいけない/僕のオレンジじゃない」が、わたしのなかのこのコンサートのベスト歌唱でした。


Happy Groovy

松倉さんのカッティングでこの曲がはじまった瞬間、叫んでしまった!このままHappy Groovyが来ないかなあとものすごく考えていたので。

エレキギターを弾く松倉さんを中心にしてのこの曲のステージは、ほんとうにハッピーでいっぱいなのにだからこそ泣いちゃいそうになるような、このコンサートいちばん印象的で彼らのすばらしさがたくさん詰まったパフォーマンスのように感じられました。

宮近さんが「最高だぜ!」と叫んだとき、ほんとうにそうだ、と思いました。


ROCK YOU(嵐)

7人とも自分たちのペンライトをもって、客席におりてきてくれる演出。
この場所にいられたら、と思うと同時に、お客さんがたくさんいる画も見えるようで、やさしい演出だなあって大好きな箇所でした。

「永遠じゃなくても 感じる事できるさ/簡単なことだよ 愛情注ぐ 理由はいらない/だから そう届けたい!」ここを松倉さん、松田さんのバトンで歌ってくれていたように記憶していて、「松松大切」で満ちた心になってしまいました。

「君を見つめて見つめて/瞳に今ずっと 恋してるのサイン」そうやって歌う川島さんの声色がかぎりなくやさしくて泣き出してしまいたくなるような瞬間でした。


Sugar(嵐)

2020年配信ライブをたくさん見ていくなかで学んだことは、「知らないいい曲はだいたい嵐」でした。

Sugar、まちがいなくこのコンサートのなかでいちばんやばいやばいやばい!となってしまった箇所でした。このパフォーマンスができる、このパフォーマンスをしてくれるグループ、大好きすぎる。

横一列にならぶマイクスタンドに、ROCK YOUで振っていたペンライトを一斉にセットするとマイクスタンドが光りだすのは魔法のようで、「変身」のような瞬間でもあって。暗闇のなかでぴかぴか光るマイクスタンドのアイドル性へのときめき、マイクスタンドパフォーマンスによって醸しだされる成熟した空気、その塩梅がとても好きでした。そして、シンプルに暗闇に光る色あざやかな光がきれいだったし、それに照らされる7人はもっときれいだった!

冒頭の松倉さん→宮近さん→松田さんの歌割りや目線のかんじがかんぺきすぎて、そこでグッと没入させられた感が強いです。松倉さんは一気に人をひきこむことのできるような歌声をもっているなあと思うし、

ここの力のはいりすぎないソロダンスも大好きでした。Sugarの詞のとおりに、「恋をしてしまった側」として歌う7人を見ているのかと思ったら、「悔しいくらい上手に笑う」の箇所で松田さんがほんとうにその詞がぴったりなくらいチャーミングに笑っていて、当事者にも対象にもなってしまえるアイドル性がすばらしかったです。魔性!そして宮近さんの項でも書いたみたいに、神さまみたいに思える宮近さんが「そんな駆け引きは 月と太陽に預けて ただ僕を見つめて」って、「僕」にきりかわった瞬間がたまらなくゾクゾクしました。

どうしてももう一度見たいパフォーマンス!


Face Down(嵐)

知らないいい曲はだいたい嵐!!

光るマントのようなものを纏いながらのパフォーマンス。これすごくすごくよかったなあ。マントの内側の布地も上品であやしく光沢していたのがものすごくよかったです。次の曲がVOLCANOだったこともあいまって、これもSugarのように「変身」を感じさせたのですが、マントが覆いかぶさっている姿が蛹のように思えたので「羽化」だったのかなとも思ったり。

Sugarでも思いましたが、7人ともほんとうにうつくしい男性でだれが真ん中に立っていてもおかしくないくらいチャーミングなアイドルなのに、見えないくらいの暗闇のなかで踊っていたり マントで完全に覆い切って演出の一部にもなりきれるところが、このグループの強さだなと漠然と思います。ステージをつくりあげる意志のようなものなのかな。

吉澤さんのマントさばきがものすごくセクシーですばらしかった。


Together Now

真っ白な衣装に着替えて、7人ともべつべつのフロートに立ち最後の曲。

夏の各々のソロコンサートでもかならずこの曲が歌われたことで、歌われるたびに、また会えるように今は手を振ってお別れをしよう、ってメッセージがますます強固になっていくように思えたことがすてきだったなと思います。そしてそれが強まるたびに冒頭の「だけどあと少しここにいさせて」にギュとさせられるのは、魔法のようだな。

これまでに何度見ていようが、この先何度目にしようが、たくさんの紙吹雪が降るなかのラストシーンをうつくしく思い続けるのだと思うし、そのすき間から見えるアイドルの姿を見て泣いてしまうのだと思います。だから、最後花びらが振ってきてくれたこととてもうれしかったなあ。汗をかいていた吉澤さんにたくさんはりつく花びらが、このシーンの「祝福」のおもむきを強く強くしていて、この人たちの夢がたくさん叶うといいなあということをものすごく感じさせられました。



ほんとうにほんとうに心から好きなコンサートだな、と思えるコンサートで、それがうれしかったです。好きなグループだからといって好きなコンサートをしてくれる保証ってないから。

すばらしい気持ちをありがとう!次こそは現場に行きたいです。


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