【雑感】山中湖三日間セトリ考


2022年7月16日~18日、SPARK 2022 in YAMANAKAKO三日間最高でした!!!!!ありがとうございました!!!!!

二日目の特典会でミキさんに「今回のセトリは6つ全部テーマがあるから考えて、それ宿題ね」と言われたので考えてみました。オタクは素直!


まず前提として、

・天候はセトリを決めるうえで加味されていたのか

「対バンのセトリ提出は1ヶ月前とかざらにある」という旨話されていて、今回のSPARKはかなり大型+運営がしっかりしていた印象があるので、結構前に提出していたのではないかなと思いました。

天気予報を見て予想したりとか、こんなふうな天気だったらいいね、とか、祈りは込めつつもこの天気のセトリ!ってガッチリ天候を意識して決めたセトリではないんじゃないかな、という予想です!

(でも今回はどの日も天候とマッチしていたセトリで、特に2日目は神がかった采配だったので地球に愛されているな~と思いました!)


・ステージから見える景色はどの程度想定にあったのか

前回のアイ甲で立ったのはメインステージ(今回のSPARK STAGE)2回、一番端にあるステージから湖が望める横向きステージ(今回は使われていない)1回だったため、SPARK STAGEはきっと光景に関してのイメージが強くあったと思いますが、他ステージはどんなふうなのかそこまで想像つかなかったのではないかな~ 2日目のKIKU STAGEとかは特に、いい時間帯に山々が望めて気持ちよかっただろうな~と思います!

SPARK STAGE以外はステージの高さにも大分差があって、BOTAN STAGEはステージバカ高、YANAGI STAGEはふつう、KIKU STAGEもかなり高めに設置されており、おなじ方角を向いていても見える景色全然違ったのではないんでしょうか。


・出番順はどの程度意識されていたのか

前後アイドルの雰囲気には左右されてないセトリかな~と感じたので、そこはあんまり意識してなかったかんじでしょうか。そもそもの話ですが、セトリ提出と出番時間・ステージを知らされるのとタイムテーブルを知らされるのはどういう時系列なんだろう!?セトリ提出の前には出演分数は確実に知らされるだろうし、出演時間もだいたいは知らされるだろうな~とは思いますが・・・。

話は変わりますが、三日目の二丁目さんラスト出番~Appareの流れのAppare側のセトリが最高だったのでここ見たかったな・・・と思いました(Appareは残念ながら出演キャンセルでしたが、予定したセトリだけ載せてくれていました)。


・スタンドマイクは使用可能だったのか

二丁魁はスタンドマイク曲が2曲あるし、特に隕石は野外で見てみたい(し、ミキさんもいつかやりたいのではないのかな~)ので前回のアイ甲のときにも気になっていたのですが、わたしの予想ではメインのSPARK STAGEは使用可、ほかステージは使用不可(というか、そもそも出演分数が短いため使えたとしても準備のラグを作らないようにやらない気もします)かな。メインが使用可と予想したのは1日目にHKTがスタンドマイク使用の楽曲をやっていたからです!でもメインはやはり多くの人の目に触れる機会なので、使用可だとしてもなかなか見られないだろうな~とも思います。


前提おしまいです!ここから一日ごとの感想になります!

(あんまり意味をなしてませんが自分の考えまとめのために曲収録アルバムを横に書いています)



  • 7/16(土)

●BOTAN STAGE 14:20~14:45ごろ

マイノリティーサイレン (GAY1)
BUG IS LIFE(GAY3)
耳をすませば(GAY1)
パラレルヤワールド(新アルバム収録予定)
GAY STAR(新アルバム収録予定)


●YANAGI STAGE 17:40~18:00ごろ

勇者か村人A(新アルバム収録予定)
カエルのうた(GAY1)
三原色カタルシス(GAY1)
そっ閉じ 青春(GAY2)


1日目はがっつり雨でした。降ったり止んだり。

一本目、BOTAN STAGEは「上昇」とか、「ひらけてく」ようなイメージに感じました。

マイサイ~バグズは暗雲たちこめるようないまの天気にぴったりだな、とか、マイサイの「生きなくちゃ泥まみれになっても」でほんまにそう・・・と思ったり(地面が雨でグチャグチャになっている状況でした)、でも、どちらの曲も光を見上げるイメージ、暗闇から光のほうへ向かっていくイメージの曲だし、パラはやはり転機の象徴なので、全体を通して重い雲間からどんどん光が差し込んでくような感覚でした。そこからのラストGAY STARは晴れたぜ~!!!やった~!!!みたいなカタルシスがありました!実際は全然雨だったけど!!

はじめに「天候はガッチリ意識してないのでは」と書きつつ、観客側としては天気の影響をモロに受けまくりだったのでそういうイメージになってしまいます、ごめんなさい!!でも、そういう祈りの込もったセトリのようにも思い返すと感じます。はじめは雨が降っていたとしてもいつか絶対に晴れる、とか、暗闇からいつか絶対抜けられるとか、そのような願掛けのイメージ。あと初っ端から二丁魁をしらない人たちみんなにも肩組んで拳あげてもらって、ウオオーとなってもらって、のこりの1ステ、ないしは3ステ5ステ、後悔させないから絶対また来て~!の気概も込められてたような。この三日間への気合いを感じました!!


二本目、YANAGI STAGEはどちらかといえば晴れ想定のセトリな気もしたけれど、雨のなかのそっ閉じはたまらなくなるものがありました。わすれられない光景。

セトリのみで選ぶんだったらわたしはこの回がめちゃくちゃ好きで、この日だけ来る人にもこの日を選んでよかったと思えるようなセトリというか、この一日できれいに完結するセトリを組んでくれているなあという気持ちになりました。同時に、「眩しい明日が来るから」で締められるのはまた明日も最高にするから!みたいな、そういう気概の〆に思えたし、春夏秋冬を歌うそっ閉じで締められるのは、違う季節になってもまたここに来ようねという約束に思えたし、「この風景だけは愛と呼ばせて」ってどんな状況下でも威力を増してしまう凄まじい詞だし、いいセトリだなあ。

ミキさん的には山中湖ってものすごく思い入れのある地なんだと、前回のアイ甲の夜のメインステージのノスタルジスター~そっ閉じで痛いほど感じたわけですが、今回はその思い入れの深さを勇者の「故郷」のくだりにも、カエルという楽曲自体にも感じたし、なによりそれをそっ閉じで締めるというのがもうね~!

いちばんミキさんという人の道すじが詰まってるセトリにも感じたし、天候にもなにものにも左右されない普遍的な二丁目の魁カミングアウト的「愛」がいちばん詰まったセトリだったような気がします。そっ閉じがいちばん良いと思える日ってほんとうに良い。



  • 7/17(日)


●SPARK STAGE

耳をすませば(GAY1)
まるもうけ(GAY2)
やめらんない!とまらない!(新アルバム収録予定)
青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ(GAY1)
Good As Yesterday(新アルバム収録予定)
dAnce survivor 1999(新アルバム収録予定)


●KIKU STAGE

BAKADEMO AHODEMO(新アルバム収録予定)
あるある言いたい(新アルバム収録予定)
シワの数だけ被GAY妄想(GAY3)
病める時も 健やかなる時も(GAY3)


2日目はありがたいことに晴天!!めでたい!!

日差しは強いものの雲が多く、二丁魁のSPARK STAGEでは残念ながら富士山の姿を目にすることはできませんでしたが、夕方に入りはじめた時間帯のグループでは富士山の横っちょが見える瞬間もありました。


一本目、SPARK STAGEはわたしが目にしてきたなかでは今までで最も完ぺきな状況下で行われたライブなんじゃないかと、そう思ってしまうようなすばらしいステージでした。すべての条件が揃っていた。昼の野外の最適解。

SPARK2日目は晴れの日曜日ということもあり、出演者の豪華さもあり、目に見えていちばん人の多い日で、次の出番が東北産ということもあり二丁魁目当てじゃない人もたくさんメインステージに留まってくれていて、それでいてだだっ広い芝生のうえで大人数走り回れるスペースもあって自由で、めちゃくちゃ日が出てきて気持ちよくて。最高ってこのことだ~!!

前アナウンスの「踊れる曲を持ってきました!」の宣言通り耳すまはじまり~まるも~やめとまの流れ、たしかここで一旦MCが入ったような気がしますがじりじり焼かれるような日差しのなかめちゃくちゃに走り回っていたのでこの時点でだいぶヘロヘロになっていて、でもその次に青春が来て青春終わり最高~!!!やった~!!!と思っていたらGood As Yesterdayが来て頭がぶん殴られたような衝撃で、こんないい日ないなあと思って、でもそうやってエモで終わらせないダンサバ〆で、これを最高と言わずになんと言うのか。二丁魁が好きで見に来た人たちも、はじめて見た人たちも、ひとしくGood As Yesterdayでうおおとなったのではないかな~。はじめは楽しく踊らせて、だんだんと気づかないままグラデーションになっていたようなセトリで(青春がめちゃくちゃ肝だな~と思います、このセトリ)、テーマということで言えば「蟻地獄」とか「やさしい毒」とか「アハ体験」とか、そういう言葉でしか表すのがむずかしいんですが、ただただめちゃくちゃにやられました。

Good As Yesterdayの詞を書いたとき、振りをつけたとき、ゴスペルのような手拍子を入れたとき、ミキさんのなかにはきっと理想とするフロアの光景があって、いままででいちばんそれに近かった、もしくは予想を超えた光景がこの日だったのではないかな。こんな空が広くて、山なりの芝生の上でたくさんの人が手を叩いている光景、いちファンでも泣いてしまいそうになったんだからミキさんも泣いてしまうよなあ。「いつかまた青い空の下まだ見つからないなんて言いながら笑い転げよう」の詞そのままみたいだった。ライブ終了後のライブ映像が上がってくる早さにも、本人たちの手応えを感じてとてもうれしかったです。

(あとメインステージはうしろの時間がすこし空いていたこともあり、出演時間の交渉したのではないかな~となんとなく感じました)


二本目、KIKU STAGEは、あまりにも一本目が良すぎたというか、必然偶然すべて合わせて完ぺきすぎたので、下手したら蛇足にもなりかねないむずかしいステージだったと思うのですが、この日は二本目を含めて「最高」の日でした。お見事です。

すこしだけ日の傾きかけはじめた、金いろを思わせる昼の空とばかあほがぴったりで、三日間通してのベストロケーションの瞬間わたしはここでした!青春とGood As Yesterdayをメインステージで披露して、次のステージの一曲めでばかあほを披露する采配が絶妙で、さっきのステージを見てグッときて、次のステージも行ってみようと思える人にはここでのセトリも絶対に刺さると、そんなふうな自信を感じました。あと一曲プラスできるんだったら最後に人好き聴きたかったなあ。空を思わせる振りや詞が多いブロックだったと思うのですが、あるあるもやめすこも結果的には晴れてても雨でもぴったりと思えるような詞なのでうまいなあ~と思ったし、でもこの日が晴れてよかったと心から思います。やめすこの冒頭、夢を見ているような気持ちでした。

一本目がはじめて出会った日の衝撃を思い出すものだとしたら、二本目は「もっと好きになっていった過程や道のり」を思い出すようなセトリで、この日はじめて見てくれて一本目二本目どちらも見てくれた人がもしいたとしたら、二本目でやばい、これははじまってしまうかもしれない、をますます確信したのではないかな、どうかな~。



  • 7/18(祝/月)

●YANAGI STAGE

耳をすませば(Short ver.)(GAY1)
まるもうけ(Short ver.)(GAY2)
ピンポンダッシュ(GAY4)
ボクの夢はお嫁さん(GAY4)
三原色カタルシス(GAY1)


●BOTAN STAGE

マイノリティーサイレン(Short ver.)(GAY1)
ひふみよ(新アルバム収録予定)
やめらんない!とまらない!(新アルバム収録予定)
ノスタルジスター(GAY2)
リバ(GAY3)
耳をすませば(GAY1)


最終日も晴天!ありがたい!

この日がSPARK STAGEだったらおそらく富士山見えてたんじゃないかな~と思います。


一本目、YANAGI STAGEは朝一にぴったりなたのしいセトリで、朝から汗だくになって最高でした!

昨日のSPARK STAGEを見てもう一回見てみようかな、という人向けにも、対バンで見たくらいだけど見てみようかなという人向けにも(朝一なのでむずかしかったかもしれないけど・・・)昨日やった流れのまま耳すま~まるもだったのかなあなんて思ったり。ピンポンがまんなかの位置にあって印象的だったのもあるけど、「恋のはじまり」を力業でも感じさせよう、という気概を感じるというか、ひっつかまえて頭から丸呑みにしてやるみたいな(?)ガンガン行こうぜ的な気持ちをものすご~く感じるセトリで、個人的には超好きでした。セットリストを組む上でたくさんの選択肢があって、ダウナーな曲を持ってくる選択肢ももちろんあったと思うけど、わたしは最終日の朝一がこんな明るくはじまってくれてうれしかったです!


二本目、BOTAN STAGEの前には最後の特典会があって、ミキさんに「意外なセトリかもしれない」と言われ身構えていましたが、選曲は意外っちゃ意外かもしれないけど、テーマを考えてみるとわかりやすかったなと思います。「記憶」のセットリスト。

この3日間のはじまりのマイノリティーサイレンで最後のライブがはじまって、この一日のはじまりだった耳をすませばで最後のライブが締められるのには多ステ連日ライブの醍醐味を感じました。めちゃくちゃ良い。マイサイでこの三日間を思わず振り返ってしまうはじまりは、ミュージカルのリプライズ的なものを感じたり。ひふみよ~やめとま~ノスタルジスターはわかりやすかったんですが、リバがいまいちわからなかったのでここだけちょっとヒントほしいです!ミキさん!個人的には、きれいなだけで終わらせないのが二丁魁のセトリぽいかもな~と思ったり、「記憶」だけで留めるのではなく耳すまで終わらせるのが、ここが終わりじゃなくてはじまりなんだよ、という気持ちを感じたり。

前回のアイ甲ではノスタルジスターがかなり重要な曲で、ミキさんの思い入れの深い土地でノスタルジスターを歌うことに意味があったと解釈をしていますが、ミキさんという人間の記憶のノスタルジスターから、アイドルであるミキさんのノスタルジスターというのかな、この大切な三日間の象徴のノスタルジスターという意味合いが強かった気がしていて、それにもなんかグッときちゃったなあ。

わたしは二丁魁のライブでは感動の大小にかかわらずあんまり泣くことのできない人間なんですが、この日のやめとまの「言葉にできないんだ」とノスタルジスターの「この一瞬を永遠に残すことはできない」ではすこしこぼれてしまったなあ。ほんとうにそうと思ったから。



【総括】

わたしは主観主観主観!自分の見えたもの感じたことが全部!の人間なので、ほかの人が考えるテーマを読み解くのってむずかしい!!とめちゃくちゃ思いましたし、全然ズレズレなんだろうな~と思いますが、こんなに大切だった三日間を思い返しながら読み解く努力をするのはとてもたのしかったです。ミキさんありがとう!これにて提出します!機会があればこたえを教えてください。


おしまい

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