ぺいにゃむにゃむさんは社会人

いつかのAKIBAカルチャーズ劇場でおこなわれたライブのなかで、「バカなふりをしておいたほうがいい」という旨を話していたことがとても印象的だった。仕事をしていくうえでの処世術、みたいな話のながれだったように思う。
(このながれをきちんと覚えてるかたがいらしたら、ぜひ正しいニュアンスを教えてください)

営業さんの考え方だ、と思った。まあ営業さんに限ったことではなく、円滑に、ときには狡猾に人間関係を回していきたいと考えたときにどこかでかならず気づく・辿りつくひとつのこたえと思う。ので、本当にそこに限ったことではないのだけど、わたしがいちばん目にしたり、実感したりする身近なものはそれだったのでそう思った。

生きていくうえでだれかに助けてもらうことと、(すこし言い方が悪いけれど)だれかに助けてもらうためにする下準備、みたいなものの必要性に気づくタイミングって個人差があると思っていて、それこそわたしはおそらくものすごく遅れていて、ちゃんと全体像に気づけたのは社会に出てからだと思うし、わたしの周りのしっかり生きている子たちは中高生くらいでそういうことをわかっていたんだなと振り返って気づく。そしてその気づきは、集団のなかで「集団のなかに生きている」と自覚しながら生きていくことで獲得されるものなんじゃないかな、と漠然と考える。

ぺいさんは、地に足のついた人だなあと思う。
ふとしたときの気の回し方であったり、だれかをかろやかにひっぱりあげていく姿は、この人自身がたくさんの人とかかわってきて培われたものなんだろうなあと想像させられる温度がある。たくさんの集団のなかを生きてきた人なんだろうと思うし、見てきた人なんだろう。ぺいさんのポリシーや、愛の裏づけには生活のにおいがある。わたしにとってのアイドルは夢そのもので、どうしても非日常であってほしいと願う存在だけど、わたしはステージの上のぺいさんの熱に、笑う瞬間や泣いてしまう意味にぺいさんの生きてきた蓄積を感じるところをとても好きでいて、いつだって素敵だ。
ひとりの人間としてしっかりと社会を生きてきた人が、「ずっと」を叶えたいと言ってくれることの重みをことあるごとに噛みしめている。

ステージに立ち続ける人たちを見ていると、この人はきっとステージに立つために生まれてきたんだろうなあ、とか、この人はステージにえらばれた人なんだろうなあ、この人はステージをえらんだ人なんだなあ、とか、ものすごく勝手に、その人とステージの結びつきを思ってしまう。
ぺいさんは、「ステージに立つべき人」だと思っていて、それは、きっとステージに立つ以外の道をえらんだとしても必ずだれかをしあわせにできるような人だと思うから。そのくらいに人間としての魅力が確立した人だと思わせられる機会がたくさんたくさんあって、でもそれ以上に、ステージに立つぺいさんがいちばんかっこいいと思う。ほかの道をえらんだぺいさんよりも、絶対に絶対にいま目の前で踊って歌って光を浴びているぺいさんがいちばんかっこいいんだと思わせてしまうようなアイドルで、だからこそ、えらんでくれてありがとうとたくさんたくさん思う。

こまかいことをうだうだ書いても、ステージ上のぺいさんになにもかなわないから、どうか早くライブを見たいです。ぺいさんが笑っていればけっきょくはそれで無敵なんだから、たくさん笑顔でいてほしいです。おめでとう!

(ぺいさんのお誕生日によせてでした)

OS1ゼリー

ぐりという名前です。アイドルオタクの気持ちブログ。

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