3(言葉のまっすぐさ)


前置き

昨日とおとといに引き続き、推しメンの5日間に渡る生誕祭によせて、推しメンの好きなところを書き連ねていこうという主旨の文章。3日目!



きっとご自身では言葉や文章で気持ちをつたえることが不得手と感じているんだろうと思うけれど、それでもわたしはこの人の書く文章や言葉選びのことが大好きだなあと思う。


↑これは大好きだなあと思うツイート。頭の中の情景を説明してくれるいとおしさと、その頭の中に浮かんでいるであろう景色を想像するとあんまりにもきれいできれいですこし泣きそうになる。

↑これは大切に思っているブログ。このブログの文章に限らずではあるんだけれど、この人の文章はこの人がいつも朗らかにお話しをしてくれるその話し声がきこえてきそうなくらい「そのまんま」で、そのことが大好きだなあ〜。

聞いてほしい!って気持ちがビシバシつたわるような、きっとこの人はお話しを聞いてくれる人たちが周りにいる環境で、やさしさに囲まれてすくすく育ってきたのだろうなと思わされるような、ほんとうに楽しそうなひとりしゃべりを聞いていると、たぶんいま頭のなかでリアルタイムで映像を思い浮かべながらそれを実況するようなかんじでお話ししてくれてるんじゃないかな、とか感じられて、それを聞いているとこちらまで楽しくなる。かおりのお話しをしてくれているときにはそのかおりがそのまましてきそう、と思ったりするし、文字にしても温度があって手触りもあるように感じている。へんに捻ることなく、とんでもなくストレートに言葉を選ぶからこそつたわるものってあると思っていて、それを嘘じゃなくほんとうだと受け止められるのは、本人の擦れてなさとか、性根の清らかさまっすぐさがいつも痛いほど伝わるからで、なんかこう、本人は文章で伝えるときは文章だけの一本勝負だと考えられているかもしれないけれど、この人の場合は文章は文章でも文章一本勝負じゃなく総合力の勝負なんだよね!!と思っています。その、総合力の勝負に持ち込めるところがすごいところで、才能なんだというか(これ、伝わるだろうか…)。

余談として、宇多田ヒカルがファンからの質問に直接答える特別企画で、わたしがものすごく腑に落ちてそうだよなあと勇気をもらった回答があるので、それも見てほしいなあと思う!
ほんとうにこれなんだよね!

少し話は変わるけど、いつかあったオンラインでの特典会、まだお互いさぐりさぐりだった頃くらいに、面と向かって「愛を育んでいきましょうね」と言われて、わたしは口に出して「愛を育む」と言う人をはじめて見たし、たぶん他にはいないと思うし、ふざけてとかじゃなく真剣にそう言われたからすごくびっくりしたんだけど、そのあと辞書で「育む」と引いてその意味のうつくしさに胸を打たれた。
は‐ぐく・む【育む】
〔他五〕
(「羽包くくむ」の意)
①親鳥がその羽で雛をおおいつつむ。
②養い育てる。成長発展をねがって育成する。

③なでいつくしむ。かばい守る。

愛を、に続く動詞にこんなふさわしいものないんじゃなかろうかとすら思ったし、このときの衝撃が大きかったからこの言葉のイメージって、なんだかいまのこの人の印象にも直結している。こう伝えたい、って思うときにわたしはストレートすぎると逆に嘘みたくなってしまうかな、とか、ストレートすぎると自分が口に出すときに恥ずかしいな、とか考えてしまってこねこねこねくり回して表現を変えるときが多い。でもこのとき、ストレートではないと伝わらないうつくしさがあるのだと知ったし、それは現在進行形で何度も思わされるし、きっと口に出したこと覚えてはいないだろうけどわたしにとってとても大事なひとつ。


わたしはあなたの言葉ひとつひとつを好きでいて、いつも言葉下手だと話してくれるけれどそんなこと一度も思ったことないよと思いつづけているし、こうやって大好きなんだとつたえることがもし自信に繋がっていってくれるとしたら、それはとても幸福なことと思う。それでも、だれかに上手だとか、好きだとか言われたから自信をもたなきゃいけないんだっていうふうに無理やり自分を肯定する必要はまったくないと思っていて、それよりも自分自身でこれは自信がないと感じる、自分自身の気持ちをいちばんに大事に守ってほしいなと思う(この感覚も言語化するのがむずかしいんだけれどつたわるだろうか…)。わたしもうまく自信を持てない人間だからこそ、自信の持てない部分で無理をしてすり減らしたり傷ついてほしくないなと思ったりもする。でもわたしは大好きだよ!って話!




OS1ゼリー

ぐりという名前です。アイドルオタクの気持ちブログ。

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